パリに1年間交換留学する、とある慶應生の雑記へようこそ。
今回は「そもそも交換留学って何?」という方のために、交換留学について簡単に説明しておきます。
交換留学とは
交換留学とは、自分の大学と提携している海外の大学に一定期間(通常は半年から1年間)留学する制度のことです。名前の通り、提携校同士が学生を交換し合う形で派遣し、受け入れるシステムになっています。
世界中の大学で一般的な制度となっており、世界各国の大学間で幅広いネットワークが存在しています。日本でも多くの大学がこのネットワークに属していますが、大学によってどの海外大学と提携しているかは異なるためホームページ等での確認が必要です。海外では特にヨーロッパやアメリカでこの制度が積極的に奨励され、広く展開しています。
通常の留学(私費留学)との違い
学費
交換留学の大きな特徴は、学費が通常通り在籍している大学に支払われる点です。そのため留学先の大学で追加の学費が発生しないのが一般的です。例えば私の場合、慶應に学費を納めることで2学期間パリの大学で勉強できるというわけです。一方で通常の留学の場合、海外大学に直接学費を払う必要があります。
単位換算
交換留学では、申請して審査に通れば留学先で取得した単位を自分の大学の卒業単位として換算することができます。そのため大学を先送りにすることなく、4年間で卒業することも可能です。一方の通常の留学の場合、基本的に自分の大学からは独立した留学になるので単位の換算は難しいという違いがあります。
サポート体制
交換留学制度においては、大学側が学生の選考から留学先との調整、帰国後の単位認定まである程度サポートしてくれます。これに対し私費留学では学生が自己責任で留学先を選び、手続きを行う必要があるため、より自立が求められます。
大枠は掴んでいただけたでしょうか?私は大学に入学するまでこの制度を全く知らなかったのですが、1年生の秋にこの制度を知ってから情報収集を始め、準備を進めました。
今後も交換留学についての情報を発信していきます!